これからのシェイクスピア劇は私が担うのだ! 1990年、江戸馨は自ら翻訳して台本を作り、演出する「東京シェイクスピア・カンパニー」を旗揚げした。TSCはやがて、オリジナルの上演のみならず、登場人物のその後を描くスピン・オフ〈鏡の向こうのシェイクスピア・シリーズ〉との二本柱で、36年にわたりシェイクスピアの奥深さ、面白さを観客に伝えつづけてきた。
本書は江戸馨初の単著となる。戯曲「ポーシャの庭」「長い長い夢のあとにーヘンリー五世の青春」「フォルスタッフ」の3本に、執筆の動機や上演にまつわるエッセイを書き下ろし。「舞台写真」「舞台図」「劇評」「主な上演記録」も収録した。