1982年刊行の「スカルラッティ ソナタ集」を標準版ピアノ楽譜シリーズとしてリニューアル(楽譜の内容は旧版と同様)。
長年ピアノ教育に携わった中山靖子氏の校訂・運指・解説による、カークパトリック編の筆写譜をもとにした原典版。ドメニコ・スカルラッティの500曲をこえるソナタのなかから厳選した90曲を全3巻におさめた。第1巻は、有名なもの、演奏効果のあるもの、スカルラッティの特長を知るのに重要なものなど、K.1~K.98からの30曲を収録している。作曲家やエディションについてのほか、装飾音の特徴や具体的な奏法に関する助言も含む解説と、各曲の特徴や具体的な奏法、演奏上の留意点までおよぶ丁寧な校訂報告は必読。