世界的名著としてヴァイオリン学習者の間でバイブルとして長い間使われ続けている「カール・フレッシュ/スケール・システム」。長年にわたり、数多くのヴァイオリン教本を編纂してきた弦楽器指導者界の重鎮・山岡耕筰氏が、原書の優れた点を活かしながらも、実際楽曲を弾くうえでさらに有効とされるフィンガリングを徹底的に究明し、新たに独自の解説などをつけ加え、きわめて難易度の高い練習などを省き、実用書としてより「使える」教本に編み直した。いわば「フレッシュ-山岡版 ヴァイオリン音階教本」である。原著の内容は、1弦上での1オクターヴ・スケール、分散和音、連続3度上下行スケール、クロマティック(半音)連続上下行スケールなど。これらを24の調すべてで練習することにより、どんな状況でも正確な音程に反応できる身体を作り上げる。