日本のエンタメ産業は、テレビ、配信、電子マンガ、アニメ、広告、テーマパーク、海外展開など多岐に分化している。しかし現在、各領域は急速に統合フェーズへ入っている。テレビ局は配信・広告を統合し再編局面へ、出版は電子マンガを軸に世界展開、広告会社はコンテンツ制作へ拡張、テーマパークはIPビジネスの最終到達点として重要性を増している。さらに海外資本の出資・買収も日本市場に直接影響を与える。にもかかわらず、業界全体を俯瞰し、価値創造の流れを体系的に理解できる実務レベルの教科書は存在しない。本書は分断された業界を「価値創造チェーン」として再構築し、日本エンタメ産業の全体像を一冊で捉える初の体系書となる。