次世代自動車2022

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商品説明
 欧州が仕掛けたカーボンニュートラル対応に、日本としてどう向き合うか問われています。欧州は、ディーゼルエンジンの不正で追い込まれ、全面的にEV(電気自動車)にシフトする方針を打ち出しました。一方の日本は、これまで得意としてきたHEV(ハイブリッド車)の環境性能を高めることで対抗しようとしています。

 カーボンニュートラルは、エネルギーの採掘から利用、廃棄まで含めたクルマのライフサイクル全体でのCO2排出量を実質ゼロにすることです。日本のように、石炭火力発電で生み出す電力の比率が多い地域は、EV台数を増やしてもCO2排出量は思ったほど減らせません。

 「カーボンニュートラルの実現方法はまだ決まっていない。エンジン含め、多くの選択肢を検討することが日本の雇用を守ることにつながる。EV一辺倒はリスクがある」。自工会会長の豊田章男氏は、EVは時期尚早と指摘します。日本は、ガソリンの代わりに、水素や合成燃料をエンジンで燃焼させることで活路を見いだそうとしています。

 エンジン技術で遅れをとる中国もEVシフトを進めます。周りの空気を読まない日本は「環境対応でガラパゴス化する」という指摘は多い中、エンジンをどこまで使い切れるのか、最後の攻防が始まりました。

 コロナ禍での半導体不足、車両の減産、品質不正、自動運転への対応など、自動車業界は多くの課題に直面しています。一つずつ課題を解決することで、新たな道を切り開けるはずです。

 本書は、自動車業界の総合誌「日経Automotive」の記事の中から重要なトピックになるものを選びました。新たな時代に向けてどの領域でビジネスをしていくのか、今一度振り返る材料としてご活用いただければ幸いです。
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