彼がいたから、サッカー日本代表は強くなっていった――。
アルゼンチンでビジネスに成功、南米と日本のサッカー界をつないだ男の人生を、多くの証言でつむぐ本格人物評伝。
日本サッカーの大恩人、北山朝徳――。
大学卒業後、単身アルゼンチンに渡って起業し、大成功を収める。そしてAFA(アルゼンチンサッカー協会)のグロンドーナ会長をはじめ、南米サッカー界の大物と強く、太いパイプを築いた。
Jリーグ草創期、ラモン・ディアスら南米(特にアルゼンチン)から有名選手が加わったのも、コパ・アメリカ(サッカー南米選手権)に日本代表チームが参加できたのも、その陰には北山の少なからぬ尽力があった。
北山は2019年にこの世を去ったが、多くのサッカー関係者が、彼のおかげで日本サッカーが強くなることができた、と現在も感謝の言葉を口にし、2022年には日本サッカー殿堂入りを果たした。
天性のユーモリストで、誰からも愛された快男児。その豪快・破天荒で、しかし繊細でもある人生を、著名なサッカー記者が多くの証言からつむぐ本格人物評伝。