あの夜、すべては仕組まれていた。
赤ちゃんも、世界屈指の富豪との結婚も。
家族の誰からも愛情をもらえなかったレオンティーナは
息をつめ、誰の目にもとまらない透明人間として生きてきた。
だが24歳になり、冷酷で残忍な父親から結婚するよう命じられる。
相手は全員裕福だが、彼女よりも倍は年上の老人ばかり。
レオンティーナは家を出て、スペイン富豪パウの屋敷をめざした。
だが、3カ月ぶりに会った富豪の整った顔は厳しく冷たかった。
着の身着のままのみすぼらしい格好で、彼女は切り出した。
「私、妊娠しているの。あなたの子を」
世間知らずなレオンティーナは知らなかった――あの熱い一夜、
パウが最初から彼女を妊娠させるつもりでいたことを。
物語の結末の充実した描写にも人気があるUSAトゥデイ・ベストセラー作家C・クルーズの傑作ミニシリーズ〈億万長者の秘密同盟〉の第2作。今回も最高の読後感をお約束します。絶対に第1作の『聖女が命じられた政略結婚』も読んでください。損はさせません!