私が一家の恥? 予期せぬ妊娠で、
仕事も、家族も、住む家も失い……。
17歳のマリアはイタリア人実業家の祖父の右腕ミカと恋に落ちた。
祖父に少年の頃から才覚を見込まれて身内のように育ったミカはしかし、
一族企業のパリ支社への異動とともに、マリアを紙くず同然に捨てた。
失意の彼女は身を粉にして働くことで懸命にミカを忘れようとした。
11年後、マリアは祖父の遺言に驚く。マリアが祖父の選んだ親族と
結婚するなら会社は彼女に譲られ、さもなくばミカの手に渡るというのだ。
愛してもいない従兄と結婚する覚悟を決めたマリアが向かった先は、
今やパリ支社長となったミカの重役室。クビを予告するつもりだった。
ところが、久々の再会に感情が燃え上がり、二人は一線を越えてしまう!
さらに事態は急転する。マリアの政略結婚が不首尾に終わり、
会社はミカの手中に。そして、マリアはミカの子を身ごもっていた……!
リン・グレアムの担当編集から作家へ転身したピッパ・ロスコーの大好評既刊『億万長者のかりそめの妻』の関連作! かつて最愛の恋人だった彼はいつしか、彼女の宿敵へと変わっていった――そんな切ないテーマで描かれた、珠玉のシークレット妊娠&元さや物語。