「この子を取り上げないで」
「僕の要求をのまないなら、きみを訴える」
父の会社が乗っ取られ、困窮したライアは
友人である年上の伯爵の厚意で、形だけの結婚をした。
夫の死後、ある夜の舞踏会で野性味溢れる富裕な実業家
ロアーク・ナバーラと出会い、
ダンスフロアの真ん中で唇を奪われた。「君が欲しい」
彼の誘惑のキスにおぼれたライアが、じつはロアークこそが
父の会社を奪った張本人だと知るのは、バージンを捧げたあと。
やがて妊娠に気づいたライアは、彼の子を産んだ――。
1年半後、再会したロアークはわが子の存在を知って……?