今夜、眠れないのは、
まぶたの裏に映る教授のせい……?
父を亡くした看護師チャリティは失意の淵に沈んでいた。
思い出の家も、継母によって売り払われてしまったのだ。
そんなチャリティは、オランダの病院で働かないかと誘ってくれた
チャーミングな医師コールに従って、心機一転、異国へ渡ることに。
結婚をほのめかすコールの言葉を信じたチャリティだったが、
彼にデートをすっぽかされて待ちぼうけを食わされたあげく、
美人看護師と出かけていく彼を目撃して絶望のどん底に突き落とされる。
仕事中、こらえきれずに泣いてしまい、懸命に涙を隠そうとする彼女に
声をかけたのは、外科医のファン・デル・ブロンス教授だった。
「こっちを向いてごらん。泣くのは恥ずかしいことじゃない」
何もかもうまくいかなくて、我慢や忍耐が限界を迎えたとき、涙が自然とこぼれ落ちる――そんなときに、我らがベティ・ニールズのヒーローのように陰になり日向になり寄り添ってくれる人がいたらいいですよね。温かさと優しさに満ちた清らかな恋物語をどうぞ!