罰するため、彼は私を妻にした。
夫へのこの愛は、償いなのでしょうか。
それは一瞬の出来事だった――ゲイルを乗せた義兄の車が事故を起こし、
残念ながら衝突した相手の車に乗っていた人は即死した。
家族を養っている義兄に罪を肩代わりしてくれと懇願され、
やむをえずゲイルは自分が運転していたと証言することに。
そんな忌まわしい事故の記憶が薄れぬなか、
ゲイルはとても背が高くて魅力的なレオという男性と恋に落ち、
あれよあれよという間にプロポーズされ、喜んで受け入れた。
挙式後、レオの仕事でバリ島へ同行した新妻ゲイルは、彼の豹変に慄く!
夫は彼女のハグをまるで汚いものに触られたかのように突き放して告げた。
「君は僕の婚約者を殺した。君と結婚したのは、償いをさせるためだ!」
“衝撃作”といっても過言ではないサリー・ウェントワースによる1980年の名作。激しい愛憎が飛び交うストーリーと、息もつかせぬ展開で、一気読み間違いなし。夢のような結婚は、始まりもしないうちから引き裂かれ、惨めな気持ちを味わうゲイルでしたが……。