「もしもプロポーズを断ったら、
僕はきみから息子を奪う。合法的に」
細々とケータリング業を営むアンナは、両親を支えるため、
妊娠7カ月の身重の体に鞭打って休まず働いていた。
ある日、顧客の屋敷で晩餐会の用意をした彼女は、凍りついた。
彼がいる……! おなかの子の父親、最愛のフランチェスコが!
イタリア旅行中に彼と出逢い、ひと目で恋に落ちた。
この晩餐の招待客と聞いていた“イタリアからの大富豪”が、
まさか突然冷たく心変わりして私を捨て去った彼だったとは!
二人きりになると、フランチェスコが険しい目で囁いた。
「たまには本当のことを言ってくれ。僕の子なのか?」