- 発売日:2011/02/28
- 出版社:笠間書院
- ISBN:9784305705419
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風土記の文字世界
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商品説明
風土記という8世紀の文字表現の実態を解明し、
その文学性を明らかにする--。
現存する「風土記」それぞれの書記世界や、
中国文学を志向した『常陸国風土記』の表現基盤などを解明し、
文字表現という観点を軸に「風土記」の文学性を究明。
日本や韓国から出土した木簡や金石文などにより明るみにされ、
風土記に影響を与えたであろう最新の「文字世界」研究成果を踏まえる。
歴史地理の記録ではなく、文学という観点から「風土記」を捉え直す書。
【第一に、木簡にみられる日常普段の官人の書記世界を踏まえながらも、文学的文章にまで到達した風土記の書記世界をそれぞれの風土記ごとに具体的に明らかにすること、第二に、中国文学、とりわけ六朝美文を志向した『常陸国風土記』の文字表現の基盤を明らかにすること、第三に、各国風土記の文章、文字表現からその成立と述作者像をうきぼりにすること、第四に、風土記の文字表現が漢文訓読に依拠した訓読的思惟を以て書かれていることを確認すること、以上四点が本書の主な目的である。......頭言より。】
その文学性を明らかにする--。
現存する「風土記」それぞれの書記世界や、
中国文学を志向した『常陸国風土記』の表現基盤などを解明し、
文字表現という観点を軸に「風土記」の文学性を究明。
日本や韓国から出土した木簡や金石文などにより明るみにされ、
風土記に影響を与えたであろう最新の「文字世界」研究成果を踏まえる。
歴史地理の記録ではなく、文学という観点から「風土記」を捉え直す書。
【第一に、木簡にみられる日常普段の官人の書記世界を踏まえながらも、文学的文章にまで到達した風土記の書記世界をそれぞれの風土記ごとに具体的に明らかにすること、第二に、中国文学、とりわけ六朝美文を志向した『常陸国風土記』の文字表現の基盤を明らかにすること、第三に、各国風土記の文章、文字表現からその成立と述作者像をうきぼりにすること、第四に、風土記の文字表現が漢文訓読に依拠した訓読的思惟を以て書かれていることを確認すること、以上四点が本書の主な目的である。......頭言より。】
目次
頭言
凡例
第一章 風土記前史
第一節 国語表記の開発
第二節 訓を用いて書くこと
第三節 上代漢文訓読の一端
第二章 風土記の文章表現
第一節 風土記の成立
第二節 特徴的表現
第三節 接続・文末の助辞
第四節 「令」による使役表現
第五節 漢籍と風土記
第三章 常陸国風土記の文字表現
第一節 問題の所在
第二節 「茨城」地名起源記事を例に
第三節 誤用の分布
第四節 助辞用法の考察(一) 文末と連接
第五節 助辞用法の考察(二) 「者」の考察
第六節 「所有」の特殊用法について
第四章 美文への志向(一)香島郡「童子女松原」
第一節 「童子女松原」本文
第二節 「童子女松原」前半部
第三節 「童子女松原」後半部
第四節 小結
第五章 香島郡「童子女松原」の「処」字は「●(列の左側+几)」字か
第一節 はじめに
第二節 諸説の検討
第三節 「●(列の左側+几)」説
第六章 美文への志向(二)茨城郡「高浜之海」
第一節 はじめに
第二節 「高浜之海」
第三節 六朝地誌類
第四節 結びに向けて
第七章 『豊後国風土記』・『肥前国風土記』の文字表現
第一節 はじめに
第二節 両書に共通する特徴
第三節 『豊後』『肥前』の漢語漢文書記能力ー訓読的思惟についてー
第四節 『豊後』と『肥前』の差異
第五節 『万葉集』巻十六との親近性
第六節 『常陸』との親近性
第七節 『日本書紀』との先後関係
第八節 まとめ
第八章 西海道乙類風土記の文字表現
第一節 はじめに
第二節 筑紫国子饗原芋●(さんずい+眉)野
第三節 肥前国●(巾+皮)●(てへん+徭の右側)岑
第四節 筑後国磐井墓
第五節 肥後国●(門がまえ+於)宗岳
第六節 まとめ
第九章 各国風土記の文字表現
第一節 播磨国風土記
第二節 出雲国風土記
第三節 各国逸文
後記
索引
凡例
第一章 風土記前史
第一節 国語表記の開発
第二節 訓を用いて書くこと
第三節 上代漢文訓読の一端
第二章 風土記の文章表現
第一節 風土記の成立
第二節 特徴的表現
第三節 接続・文末の助辞
第四節 「令」による使役表現
第五節 漢籍と風土記
第三章 常陸国風土記の文字表現
第一節 問題の所在
第二節 「茨城」地名起源記事を例に
第三節 誤用の分布
第四節 助辞用法の考察(一) 文末と連接
第五節 助辞用法の考察(二) 「者」の考察
第六節 「所有」の特殊用法について
第四章 美文への志向(一)香島郡「童子女松原」
第一節 「童子女松原」本文
第二節 「童子女松原」前半部
第三節 「童子女松原」後半部
第四節 小結
第五章 香島郡「童子女松原」の「処」字は「●(列の左側+几)」字か
第一節 はじめに
第二節 諸説の検討
第三節 「●(列の左側+几)」説
第六章 美文への志向(二)茨城郡「高浜之海」
第一節 はじめに
第二節 「高浜之海」
第三節 六朝地誌類
第四節 結びに向けて
第七章 『豊後国風土記』・『肥前国風土記』の文字表現
第一節 はじめに
第二節 両書に共通する特徴
第三節 『豊後』『肥前』の漢語漢文書記能力ー訓読的思惟についてー
第四節 『豊後』と『肥前』の差異
第五節 『万葉集』巻十六との親近性
第六節 『常陸』との親近性
第七節 『日本書紀』との先後関係
第八節 まとめ
第八章 西海道乙類風土記の文字表現
第一節 はじめに
第二節 筑紫国子饗原芋●(さんずい+眉)野
第三節 肥前国●(巾+皮)●(てへん+徭の右側)岑
第四節 筑後国磐井墓
第五節 肥後国●(門がまえ+於)宗岳
第六節 まとめ
第九章 各国風土記の文字表現
第一節 播磨国風土記
第二節 出雲国風土記
第三節 各国逸文
後記
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