刑務所の文章教室――言葉が心をほどくとき

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刑務所の文章教室――言葉が心をほどくとき

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商品説明
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「自分を大切にするって、どういうことかわからない」

  「生まれてきてよかったのかっていうのが小さい頃からあります」

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「三〇年間の取材をとおして実感しているのは、
他者を傷つけた人は自分自身も深く傷ついているということ、
そして、まずは自らの回復のプロセスを経なければ、
更生するのはむずかしいということです」

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自分などどうでもいい存在だと思っていたら、
他者の存在を尊重することも、
他者の痛みを創造することもできない――

困難をかかえる人が生き直すきっかけを長年取材する著者は、受刑者が【自分の感情や考えを「言葉で表現できる」ようになるため】の文章創作プログラム※を行っている。

※「詩を読んで、心に響いた1行に触発された自分の詩をつくる」「過去の自分と対話する」「苦手な人を動物や家具や食べ物にたとえてみる」といった方法で文章や詩を創作し、グループでシェアする。このようなプログラムは、欧米の病院、高齢者や精神科のデイケア、女性のシェルター、刑務所等の多岐にわたる場所で行われているが、日本の刑務所では初の試み。


窃盗、特殊詐欺、覚せい剤、殺人……
受刑者たちは、どのような言葉を紡ぎ、
どのように変わっていったのか。
心に沁みるノンフィクション!
目次
はじめに 
序章
第1部 美祢社会復帰促進センター
第1章 お互いを知る   アルファポエム/食べ物にたとえた自己紹介
第2章 自分を知る(1) 貝殻を観察する/いいこと探し
第3章 他者を想像する  その布でできた服を着ている人を想像する
第4章 自分を知る(2) シルヴァスタイン『ぼくを探しに』/自分の足りないかけらは何か
第5章 視点を変える(1) モーパッサン『首飾り』/衝撃の結末の続きを書く
第6章 視点を変える(2) 小川洋子「愛されすぎた白鳥」/「愛」とは何かを考える 
第7章 自分を表現する  グループポエム/谷川俊太郎「もどかしい自分」を読んで書く
第8章 他者の視点を想像する 苦手な人を動物や家具や食べ物にたとえる
第9章 そして、これから  谷川俊太郎「生きる」/他者の言葉に共鳴する

第2部 島根あさひ社会復帰促進センター
第1章 お互いを知る 自分の人生を料理にたとえる
第2章 感情の表出  シルヴァスタイン『おおきな木』/木の視点になる
第3章 自分を知る  バンサン『アンジュール』/言葉のない絵本のセリフを考える
第4章 自分を表現する ブッシュ孝子「人生」/詩の創作とセルフ・エンパワーメント  
第5章 次へのステップ 自分がよい状態であるために必要なもの
おわりに  出所した元受講生のこと
あとがき
付録 一人でできる文章創作エクササイズ
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