DX・AIの進展、少子高齢化、働き方の多様化など、先行きが不透明な時代に企業が持続的に成長するには、事業戦略と連動した組織・人材マネジメントが欠かせない。本書は、ジョブ型雇用を単なる制度変更としてではなく、「プロ人材の育成・確保を通じて企業価値を高めるための仕組み」と捉え、その考え方と実践方法を体系的に解説する。
国内銀行、外資系投資銀行、外資系生命保険、国内証券、国内生命保険で、組織・人事、経営企画、内部監査などに携わってきた著者が、豊富な実務経験をもとに、①戦略的人材ポートフォリオの実現、②人的リスクの適切な管理、③ダイバーシティ経営・健康経営という3つの重要課題を提示。企業理念や事業戦略から、組織構造、業務プロセス、人材要件までを一貫して見直す道筋を示す。
さらに、採用、配置・異動、教育・研修、評価、処遇、健康管理という人事の主要機能について、具体的な制度設計・運用のポイントを詳説。エンゲージメント向上、HRテクノロジー、PIP、退職勧奨、降給・降級、定年再雇用、安全配慮義務など、実務で直面しやすい論点も裁判例を踏まえて取り上げる。経営者、人事責任者、管理職にとって、組織と人材を企業価値向上につなげるための実践的な一冊