- 発売日:1999/04/01
- 出版社:研究社
- ISBN:9784327410537
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関連性理論 第2版
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商品説明
「関連性」という単一の原則で言語伝達を捉えなおした“Relevance : Communication and Cognition”の全訳。原著は出版以来、言語学をはじめ関連諸分野に大きな影響を与えてきた。
第2版では、後記で、初版の出版以降の関連性理論の主要な発展を概観し、定式化、内容の両面を若干修正するための議論がなされている。更に本文への新たな注、後記への注が加えられ、参考文献も一新されている。
<原著(第2版)の序より>
本書では、人間の伝達の研究への新しい接近法を提唱する。この接近法は、人間の認知についての一般的な見解に基づくものである。人間の認知過程は、可能な限り最小の労力で可能な限り最大の認知効果を達成するような仕組みになっているということを論じる。
これを達成するために各個人は入手可能な最も関連性のあると思われる情報に注意を集中しなければならない。伝達するということは、ある個人の注意を喚起することである。よって、伝達するということは、伝達される情報が関連性のあるものであるということを含意することになる。伝達される情報は関連性の保証を伴うものだというこの基本的なとらえ方を初版では‘関連性の原則(principle of relevance)’と呼んだが、この版では‘関連性の第2原則’、あるいは‘関連性の伝達原則’と呼ぶ。この関連性の原則は人間の伝達を説明する上で必要不可欠なものであることを我々は論証し、発話解釈における言語的意味と文脈的要素の相互作用を説明するのに、いかに関連性の原則だけで十分であるかを明らかにする。
第2版では、後記で、初版の出版以降の関連性理論の主要な発展を概観し、定式化、内容の両面を若干修正するための議論がなされている。更に本文への新たな注、後記への注が加えられ、参考文献も一新されている。
<原著(第2版)の序より>
本書では、人間の伝達の研究への新しい接近法を提唱する。この接近法は、人間の認知についての一般的な見解に基づくものである。人間の認知過程は、可能な限り最小の労力で可能な限り最大の認知効果を達成するような仕組みになっているということを論じる。
これを達成するために各個人は入手可能な最も関連性のあると思われる情報に注意を集中しなければならない。伝達するということは、ある個人の注意を喚起することである。よって、伝達するということは、伝達される情報が関連性のあるものであるということを含意することになる。伝達される情報は関連性の保証を伴うものだというこの基本的なとらえ方を初版では‘関連性の原則(principle of relevance)’と呼んだが、この版では‘関連性の第2原則’、あるいは‘関連性の伝達原則’と呼ぶ。この関連性の原則は人間の伝達を説明する上で必要不可欠なものであることを我々は論証し、発話解釈における言語的意味と文脈的要素の相互作用を説明するのに、いかに関連性の原則だけで十分であるかを明らかにする。
目次
訳者まえがき(第2版)
原著(第2版)の序
訳者まえがき(初版)
日本語版(初版)への序
第1章 伝達
1 コードモデルと伝達への記号論的接近法
2 言語理解におけるコード解読と推論
3 相互知識の仮説
4 「意味」と伝達に対するグライスの接近法
5 コードモデルと推論モデルは融合すべきか
6 定義上の問題
7 説明上の問題:グライスの会話の理論
8 認知環境と相互顕在性
9 関連性と意図明示
10 意図明示推論的伝達
11 情報意図
12 伝達意図
第2章 推論
1 非論証的推論
2 論理形式、命題態度、事実的想定
3 想定の強さ
4 演繹規則と概念
5 演繹装置
6 演繹のいくつかのタイプ
7 文脈効果:非論証的推論における演繹の役割
第3章 関連性
1 関連性の条件
2 関連性の程度:効果と労力
3 文脈は与えられているのか、選ぶのか?
4 文脈の選択
5 個人にとっての関連性
6 現象と刺激の関連性
7 関連性の原則
8 関連性理論による意図明示推論的伝達の説明
第4章 言語伝達の諸相
1 言語と伝達
2 言語伝達、表意、推意
3 命題形式の同定
4 推意の固定
5 命題形式と文体:前提効果
6 推意と文体:詩的効果
7 言語使用の描写的側面と解釈的側面
8 字義性とメタファー
9 エコー発話とアイロニー
10 発話行為
後記
(初版)注
第2版の注
後記の注
参考文献
英和対照表
索引
原著(第2版)の序
訳者まえがき(初版)
日本語版(初版)への序
第1章 伝達
1 コードモデルと伝達への記号論的接近法
2 言語理解におけるコード解読と推論
3 相互知識の仮説
4 「意味」と伝達に対するグライスの接近法
5 コードモデルと推論モデルは融合すべきか
6 定義上の問題
7 説明上の問題:グライスの会話の理論
8 認知環境と相互顕在性
9 関連性と意図明示
10 意図明示推論的伝達
11 情報意図
12 伝達意図
第2章 推論
1 非論証的推論
2 論理形式、命題態度、事実的想定
3 想定の強さ
4 演繹規則と概念
5 演繹装置
6 演繹のいくつかのタイプ
7 文脈効果:非論証的推論における演繹の役割
第3章 関連性
1 関連性の条件
2 関連性の程度:効果と労力
3 文脈は与えられているのか、選ぶのか?
4 文脈の選択
5 個人にとっての関連性
6 現象と刺激の関連性
7 関連性の原則
8 関連性理論による意図明示推論的伝達の説明
第4章 言語伝達の諸相
1 言語と伝達
2 言語伝達、表意、推意
3 命題形式の同定
4 推意の固定
5 命題形式と文体:前提効果
6 推意と文体:詩的効果
7 言語使用の描写的側面と解釈的側面
8 字義性とメタファー
9 エコー発話とアイロニー
10 発話行為
後記
(初版)注
第2版の注
後記の注
参考文献
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索引
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