お皿のうえで、おにぎりたちが話しています。
「ぼくら、ぐ、いれてもらってないねんなあ」
「ぐ、ほしいな。みんなで さがしにいこか」――。
「おお、いこいこ」
具を入れてもらえなかったおにぎりたちは、具になってくれる食材を求めて、みんなで旅に出ることにしました。
「具いうたら、やっぱり、サケや」
「いや、タラコや」
「ツナマヨや」
「みんな、うみに おるやつやな」
おにぎりたちはのんきに海に出かけていきますが、あやうくサメに襲われそうに……!
「おにぎりの ぐは まちの おみせに いかんと ないで」
とカモメに指摘され、あわてて商店街へ。
商店街には、具になってくれそうな食べものがたくさん。
鮭に梅干し、たらこにツナマヨ。
入ってほしかった具たちがそろいました。
「さあ、みんなで かえろ」
すると、予想外の食べものが「ぼくもいれてえな」とついてきて……。
絵本の最後には、読者参加型のしかけもあるので、ぜひお楽しみに!
人気絵本作家、岡田よしたかの魅力満載の一冊。
読み聞かせにもおすすめ。