簡易裁判所における民事訴訟を中心とした民事手続は、いわば「民事訴訟の原型」的な存在であり、「市民が自分でできる納得裁判」を具現化できる格好の場です。 民事紛争の当事者が、比較的軽微な民事紛争をできるだけ当事者本人の手で解決できるように、様々な手続メニューを用意した簡易裁判所の民事手続の現状と課題に迫り、将来につなげる具体的な提言を行うのが本書のめざすところです。 現代日本で日常的な正義が身近に実践されているCourt of Justiceとしての「簡易裁判所」の制度と手続について、包括的・多角的にアプローチした初めての試みです。