読み込み中…

いっそあの方が死んで下すったなら

いっそあの方が死んで下すったなら

通常価格 3,960 円(税込)
通常価格 セール価格 3,960 円(税込)
SALE 売り切れ
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
少女小説の黎明期に、『少女画報』を舞台に数々の傑作を残した作家――伊澤みゆき。

その名と作品は長らく埋もれていたが、伊澤の作品が少女小説に与えた影響は大きく、吉屋信子は、「みんなが伊澤みゆきの作品がいいと思うように、自分の作品もそう思われたい」と語り、後に代表作となる『花物語』の第一編を『少女画報』に投稿したという。今あらためて、その文学的価値と独自の世界観が見直されている。

伊澤の作品には、甘く優しいだけではない、どこか影を帯びた「闇のオーラ」を放つ友愛小説が多く見られる。嫉妬や執着、ルッキズム――少女たちの内面に潜む痛みや陰りが、丁寧に、そして烈しく描かれ、百年前の少女たちの叫びは、今もなお私たちの心に鮮烈な衝撃をもたらす。

本書は、伊澤みゆき初の作品集であり、『少女画報』に掲載された全60篇を収録。テーマごとに5章に分け、彼女の多彩な作風を存分に味わえる構成とした。また、女性研究者たちによる詳細な解説も収録し、文学史的な視点からも伊澤の作品を掘り下げる一冊となっている。

【目次】
Ⅰ「いっそあの方が死んで下すったなら──少女同士の愛」
Ⅱ「若く美しくお亡くなりに──追憶の人」
Ⅲ「余計なお世話よ──愛ちゃんのスケッチ」
Ⅳ「どうせわたしも捨てられた身だ──家庭の話」
Ⅴ「我は少女(おとめ )!──少女であること」

解說:永渕朋枝(神戸女子大准教授) /久米依子(日本大学文理学部特任教授)

装幀:アルビレオ
装画:Ashley YK Yeo
目次
Ⅰ「いっそあの方が死んで下すったなら──少女同士の愛」
Ⅱ「若く美しくお亡くなりに──追憶の人」
Ⅲ「余計なお世話よ──愛ちゃんのスケッチ」
Ⅳ「どうせわたしも捨てられた身だ──家庭の話」
Ⅴ「我は少女(おとめ )!──少女であること」

解說:永渕朋枝(神戸女子大准教授) /久米依子(日本大学文理学部特任教授)
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品