オリオンビールはなぜ愛され続けるのか
  • 発売日:2026/07/31
  • 出版社:幻冬舎
  • ISBN:9784344696310

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オリオンビールはなぜ愛され続けるのか

オリオンビールはなぜ愛され続けるのか

通常価格 1,760 円(税込)
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  • 発売日:2026/07/31
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商品説明
沖縄発、世界で愛されるブランドへ
オリオンビールの実践から見えてくる、愛され続けるブランドの育て方
全国のビール市場におけるシェアはわずか1%。大手のように潤沢な広告費を投じられるわけではないにもかかわらず、地元・沖縄では8割を超える圧倒的なシェアを誇る――それがオリオンビールです。
ところが地元に愛されてきたこのブランドも、2019年のMBOにより、外資を含むファンドの傘下に入ると県民の心が少しずつ離れ、さらに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの感染が拡大。県内飲食店向けの酒類販売や観光・ホテル事業などの主力事業が直撃を受け、業績はいっそう厳しい局面を迎えることになりました。
この難局に挑んだのが、ソニーでハンガリー法人社長を当時最年少で務め、リコーイメージング、デアゴスティーニ・ジャパン、シック・ジャパンなど、営業・マーケティングを武器に世界と日本で経営の第一線を歩んできた著者です。業績回復とIPOの実現という大きなミッションを背負い、2021年12月、著者はオリオンビールの代表取締役社長に就任します。
まず経営の中心に据えたのは、「愛されるブランドになること」でした。業績回復を急ぐなら、コスト削減や新商品の投入、営業強化といった施策に目を向けがちです。しかし著者は、売上を直接的に押し上げる施策だけを重ねても、沖縄と深く結びついてきたオリオンビールのブランド価値を十分に活かせないと判断しました。売上は企業が一方的につくるものではなく、人々に受け入れられ、選ばれた先についてくる結果だからです。大切なのは、どう売るかを急ぐことではなく、オリオンビールがなぜ選ばれてきたのかを見極めることでした。地元・沖縄で長く親しまれてきたブランドの力。その確かな土台があるからこそ、観光客にとっても「沖縄で飲む特別な一杯」となり、県外や海外にも広がっていく。目先の売上を追うよりも、この順番でブランドを育てることが、結果として売上や成長につながる――著者はそう考えたのです。
この考えを具体化したのが「循環成長型ビジネスモデル」でした。沖縄県民に愛されることを起点に、観光客、県外、海外へとブランドの接点を着実に広げていきます。その積み重ねが業績回復へとつながり、代表取締役社長就任から約4年後の2025年9月、オリオンビールは東証プライム市場に上場しました。
限られたリソースのなかで理念と戦略を武器に、どう人々に長く愛されるブランドを築いてきたのか。本書ではそのプロセスを通してオリオンビールのブランディング戦略に迫ります。ブランディングやマーケティングに携わるビジネスパーソン、経営者、地域に根差した事業を育てたい人に、選ばれ続けるブランドづくりのヒントを示す一冊です。
目次
はじめに 
プロローグ

[第1章] 
まずは愛されるブランドにすることを選んだ————
ブランドを再生させた循環型ビジネスモデル
女子高生とビールと沖縄
売上のために必要なもの
「君は何を売っているんだ?」
沖縄の星になれ
メイク・オキナワ・フェイマス!
選ばれるより推される
まずは島んちゅのハートをつかめ! 
 
[第2章]  
“沖縄県民が愛するブランド”に————
うちなんちゅ(沖縄県民)が誇りを感じるブランドを築く
うちなんちゅの誇りであり続けるために
県民の夢を育んできたオリオンビール
ワッターが名付けたオリオンビール
桜坂を制するものが、沖縄を制する
利益は島へ還す
失敗させないことが、失敗だった
社員たちが到達したい場所まで、連れていく
“やらされる数字”を“やりきる数字”へ
看板商品を県民と一緒に育て直す
パッケージにもうちなんちゅの声を載せて
1次会の前にはじめちゃってまーす!
県民への謝恩イベント「オリオンビアフェスト」
 
[第3章] 
“観光客に愛されるブランド”へ──
Tシャツやグッズで「沖縄=オリオン」のイメージをつくる
沖縄ファンがブランドの伝道師(エバンジェリスト)
幸せな沖縄の思い出にはオリオンがある
沖縄旅行のコスチューム
ライセンスグッズがさらにブランドを底上げする
表参道で三ツ星を掲げる
沖縄では大胆に、県外ではさりげなく
ロゴを貸して終わり、ではない
目指すは、沖縄発のライフスタイルブランド
 
[第4章]
“オリオン・沖縄での経験価値の深化”──
思わず共有・拡散したくなる特別な思い出をつくる
また来たい沖縄をつくる
名護で生まれる、あの一杯
名護の工場で、カリー(乾杯)!!
北部観光の新たな資源、ジャングリア沖縄
オリオンを五感で味わう
沖縄の企業だからこそ作れるホテルがある
「オリオンスタンダード」を築き、高度人材を育てる
地元企業とともに沖縄を盛り上げる  

[第5章] 
“オリオン・沖縄の想起”──
県外・海外での消費を「沖縄でオリオンを飲みたい」につなげる
日常の中で想起されるブランドは強い
都会のど真ん中に出現した、沖縄のビーチ
渋谷にビーチをつくる理由があった
ユーザーが発信する情報の説得力が強い時代
沖縄を想起してもらい、循環成長型ビジネスモデルが完成

[第6章] 
これからも沖縄とともに──
沖縄発、世界で愛されるブランドであり続けるために
「愛される」ことと「稼ぐ」ことは矛盾しない
島のビールを、世界のビールに
オリオンを売るために、オリオンを隠す
一杯の売り方にも国柄が出る
泡盛を次の世代へつなぐ酒にする
うちなーに、次に輝く星を

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