「快」「不快」の蓄積と思考パターン形成の秘密
人間活動の基本的な事柄がどのような《仕組み》で成立しているか、
その仕組みは《何に有効か》を解き明かす。
日常のものの見方に変更を迫る画期的洞察。
[目次]
はじめに
1章 快不快
-記憶されたパターン
-記憶とセットの快不快情報
-アクションの優先度と快不快の強度
-世界像の拡大
・余談 世界像あれこれ
-意思決定・アクション選択の仕組み
-意思決定基準の意識的な変更可能性
・余談 自己暗示
-意思決定のコントロールとルール遵守
-意識の仕組みとその有効性
-思考している状態
・余談 思考あれこれ
-意識を電子機器に移せるか?
2章 ルール
-殺人犯に求められること
-犯人に対する気持ちの整理
-再犯の防止
-子供へのルール編み込みの捉え直し
-決定論とモチベーション
-パラダイムチェンジとメディア
・余談 公職選挙法における投票の記載事項
3章 表現
-異邦人 カミュ
-フランドン農学校の豚 宮沢賢治
・余談 歌とダンス
-この人を見よ ニーチェ
-ドン・キホーテ セルバンテス
・余談 音楽の快
-罪と罰 ドストエフスキー
あとがき
追記 --- 戦後75年目の夏に