自分自身の“成熟"に期待できないで、何の人生ぞ!
大手広告代理店で働く恭平は、実家の弁当屋が倒産寸前であることを知り
食品製造業の世界へ飛び込む。
業界特有の厳しさや難しさに直面する日々の連続であったが、
会社の将来と社員の幸せだけを考え、前へ前へと走り続ける。
県内未進出であった大手コンビニチェーンとの取引契約交渉、
資金・土地が無いなかでの工場設立の計画……。
「未熟の反対は、完熟。果物が完熟してしまえば、腐って落ちてしまうだけ。
未熟だからこそ、色、形、大きさ、味が、どのように成熟していくか楽しみなのだ。」
無謀とも思われる幾多の挑戦をし、
社業を立て直したばかりか全国区の食品会社にまで成長させた男の半生を綴った私小説。
序章 他愛もない転機
第一章 挑戦すべき標的の模索
第二章 新たな挑戦の幕開け
第三章 懸命な挑戦と挫折
第四章 薄氷を踏む挑戦
第五章 時空を超える挑戦
終章 退き際の決断
あとがき 言い訳にもならぬ釈明と感謝
刊行によせて ジェットコースターみたいな人生 林家たい平