下関を舞台にいくつもの謎が渦巻く学園ミステリー。
牛歩のようにジワジワと迫る恐怖にあなたは耐えられるか?
幼馴染だった宮澤小春と月島翼はある事件をきっかけに
離ればなれになり高校で再び顔を合わすようになる。
月島は再会に胸を躍らせるが、宮澤は彼の態度とは裏腹で距離を置き、
月島に忸怩たる高校生活を送らせることになる。
そんなある日担任の野口樹の家に火が放たれ
野口は火だるまになりながら野外に出て助けを求めた。
刑事はその日たまたま学校をさぼっていた月島に容疑の目を向ける。
しかし月島は犯人ではない。「まさか宮澤が!?」。
3つの事件が交差しながら犯人に近づいていく緊張感を
本作がデビュー作となる若手新人作家・暮山からすが見事に書き上げている。