1／30000の奇跡　空白の治療領域に挑む創薬ベンチャー

はじめに
第一章　希少疾患に苦しむ患者を誰が救うのか――
空白の治療領域を埋めるのが創薬ベンチャーの使命　
　サイエンス・フォー・ピープル
　企業家への第一歩
　キャリアの大転換
　空白の治療領域に挑む
　「共創と共生」――シンバイオ誕生
　門をたたきなさい、そうすれば扉は開く
　シンバイオの創業を可能にした薬剤、ベンダムスチンとの出合い
　「デスバレー」を渡る
　いくら必要なんだ？
　空白の治療領域を埋める新薬、トレアキシン
　日本医療の壁、承認の壁
　勝てる事業モデルの証明
第二章 　強い“こころざし”なくして患者は救えない――
創薬ベンチャーが示す市場で負けない強靭な事業モデルとは
　勝利の方程式、ファイブ・タクティクス
　世界の頭脳を結集する
　時短戦略、レイトステージ開発モデル
　スピード感をもって新薬を開発する
　「着眼大局・着手小局」“３つのＭ”
　シンバイオのマジックフォーミュラ
　３×３モデルとエグゼキューション能力
　３つのSymBio Way
　コントラリアンであれ
　最後はやはりアナログ
　事業価値を高めるＤＸとＡＩ
第三章　希少疾患へのアプローチで気づいた事業拡大の可能性――
一つの新薬をきっかけにグローバル事業への扉を開く
　第二の創業
　ゲームチェンジャーとしてのブリンシドフォビル
　有効性と安全性を兼ね備えた画期的な新薬
　グローバル展開を目指して
　世界が注目した２つの論文
　生命システムに深く関わるウイルスの存在
　チャンスは準備された心に宿る
　ブリンシドフォビルは医療の未来を拓く鍵となる
第四章　すべては世界中の希少疾患と闘う患者を救うため――
日本の創薬ベンチャーがグローバル市場に挑む理由
　世界に広がるウイルス研究の動き
　NIHとの共同研究の意義
　科学的知見を社会へ還元
　誰もが“コンペリング”と声を上げた
　グローバル化からユニバーサル化へ
　新しい治療領域のユニバース
第五章　創業から変わらぬ新薬への想い
創薬ベンチャーが業界の未来を切り拓く
　生命現象を分子レベルでとらえる
　ブリンシドフォビルへの期待が確信に
　新しい空白の治療領域を埋める
　企業価値の向上
　無形資産の価値とプラットフォーム化
　揺らぐ世界、そして日本の未来
　「３つの視」が危機突破の鍵となる
　「患者は待っている」の一言の重さ
　事業そのものが社会的資本
　コラム　シンバイオ製薬を語る①
　コラム　シンバイオ製薬を語る②
　コラム　シンバイオ製薬を語る③
おわりに