顔貌・骨格・噛み合わせを考慮した　究極のインプラント治療

はじめに

第1 章　歯が減ってきたけど食事はできるから大丈夫……？
歯の欠損や機能低下を放置すると重大な病気を招く
全身の健康と歯の関係
噛める歯が少ないと要介護になりやすい
歯の数や状態が、病気の発症や増悪リスクに関わっている
しっかり噛めることが健康を支える　　

第2章　インプラント治療ってどんなもの？
天然歯と同等の咀嚼力と健康が手に入るインプラント治療の基礎知識
インプラント治療の歴史
患者さまを想う心が築く治療の未来
インプラント体（フィクスチャー）、人工歯（上部構造）の変化
プロビジョナルレストレーションとは
歯を作るのではなく、生活をつくる
顎骨に結合するから、ぐらつかず力もかけられる
先天性欠損へのインプラント治療
インプラントオーバーデンチャー（ＩＯＤ）
「インプラントは年をとったら大変」は誤解
知っておきたい、インプラントの限界
「うとうとしてる間」に手術が終わる静脈内鎮静法
骨が少なくても、高齢でも、インプラント治療は可能
知っておいてほしいその他のキーワード

第3章　顔貌・骨格・噛み合わせを考慮し
生涯使える歯を手に入れる〝究極のインプラント治療〟とは　
インプラントは危ないもの？
せっかく入れたインプラントを台無しにする「周囲炎」とは
ご相談に来られたトラブルケースの一例
周囲炎になりにくい形と表面性状、および構造
周囲炎になりにくい人工歯の装着方法とは
上部構造の精密さが〝長期安定〟のカギになる
最期まで安定するインプラントのための外科処置の工夫
インプラントを入れる「環境」を整えることも大事
噛み合わせと顎位（顎関節）の重要性への気づき
噛み合わせの治療によりインプラントを回避できたケースも
顎位の重要性
「噛み合わせ治療」で機能も改善され美しい顔貌に
骨格の重要性
各分野の専門家が協力する包括的歯科治療とは

第4章　インプラントを生涯使い続けるために欠かせない
計画的、定期的なメインテナンスの重要性　　
治療の終了＝ゴールではない
「家庭でしっかり清掃」が寿命を延ばすいちばんのポイント
定期的なメインテナンスで問題を早期発見
ホームケアの指導も歯科医院の大事な役目
加齢に応じて人工歯の形態を変化させる対応も

第5章　いつまでも食べたい物をおいしく食べることが健康の源
〝究極のインプラント治療〟が人生１００年時代のＱＯＬを高める　　
食べることは生の源
人生のサードエイジを長く、豊かに
インプラントでアンチエイジングも
インプラントで脳も若返る!?
インプラントで心もポジティブに
よく噛むことで肥満抑制効果も
高齢世代こそインプラントを！
75歳から、あと20年生き抜くための口をつくる
笑いが生む治療の効果
一生のパートナーとして主治医を選んでほしい

おわりに
謝辞