カラー口絵 8P
はじめに
Ⅰ部 冷麺ものがたり
本場は平壌、真冬の郷土料理
長寿をあらわす縁起のいい食べ物/麺をクッスというのはなぜ?
麺好き民族の麺の歴史 朝鮮王朝のルネッサンス期に開化/美味しい麺をつくるために汗を流し知恵をしぼる
初代は平壌生まれの麺職人 元祖平壌冷麺屋(神戸・長田)/故郷の味を再現したい
コラム「人類は麺類」張守基(元祖平壌冷麺屋本店・4代目店主)
続・元祖平壌冷麺屋 〈冷麺博物館〉をつくりたい/2度の危機を乗り越えて/初代の教え――営利に走らず……/海外からも注目
コラム「ウェハラボジの平壌冷めん」李麻耶(横浜朝鮮初級学校5年)
盛岡冷麺の祖「元祖平壌冷麺食道園」 盛岡3大麺のひとつ/改良を重ねオリジナルに/地元で愛される麺づくりを
極上の冷麺づくりを 盛岡冷麺「三千里」/母のカルビスープラーメン/さいたま市で新規オープン
盛岡の「ニッポンめんサミット」で 盛岡冷麺「ぴょんぴょん舎」/みやげもの開発、日本各地へ/1世の言葉と生き様に感謝/医食同源をキーワードに
独自の麺とタレ、スープ 「味楽園」(尼崎・出屋敷)/叙々苑に息子を託す/親子で挑む"焼肉の道"/1店舗重点主義
名料理人を集めて玉流館開業へ 「玉流館」(平壌)/日々、製粉から麺作り
平壌冷麺がユネスコ無形文化遺産に 伝統料理からスモモケーキまで/コンクール、品評会、講習会の開催/世界水準にレベルアップを/「平壌冷麺の風習」を紐解くと……
平壌の麺人気スポットは? 人気沸騰の清流館、24時間営業の大同江3食堂/ピリ辛だった咸興冷麺/最近の麺事情、食事情
冷麺ものがたり――私が出会った人たち ムルキムチを担当/地元でいち早く無煙ロースター導入/自家製スープの冷麺とポッサムキムチ/玉流館で本場冷麺の手打ち修業/日本で再現する本場の味/三位一体のコクのある味
Ⅱ部 冷麺と「私」
アジアの麺は中国の粉食に起源 石毛直道(文化人類学者)
「ネー、マシイッソヨ!」――懐かしい第2の故郷の味 佐藤知也(平壌・龍山会会長)
「私の家には薬箱というものがありませんでした」趙重玉(料理家)
「平壌冷麺の風習」とは? 金貞淑(朝鮮大学校教員)
忘れられない水にまつわるエピソード 姜イルク(朝鮮新報記者)
おわりに