昭和初期から中期にかけて活躍し、現在でも世界的に評価の高いドイツ語学者・関口存男(せきぐちつぎお、1894年~1958年)。その晩年の大著である『冠詞―意味形態的背景より見たるドイツ語冠詞の研究―』の概要とその思想をわかりやすく解説した。
今回の改訂では、分かりにくい表現を極力簡易な表現に改め、多言語に深く通じていた関口が、自身の発言を裏付けるために引用している各種例文の中から、多くの方が慣れ親しんでいると思われる英語の例文について、ドイツ語との比較の見地から、簡単に解説した。
目次情報
関口存男について
関口存男と意味形態
第一巻 定冠詞篇
定冠詞一般に関する見通し
第二巻 不定冠詞篇
不定冠詞概論
第三巻 無冠詞篇