禅の古典『無門関』48則の一則一則から、無文老師独特の喝声がほとばしる。わかりやすく、初心者でも会得できる公案入門が待望の復刊!〔口絵1〕
「この「むもん関」は、大衆に語られた無門関である。講座の上から市民や学生のために講ぜられた語調が、生き生きと文体にうつされている。従って読者のひとりひとりが、親しく著者の説法を聴く思いをされることであろう。しかも、宗門にとって専門書中の専門書というべき無門関を、これほど見事に思想的に割り切って大衆のものとし、現代人の生き方、考え方にタッチするものとした無門関を私は知らない。」(「発刊によせて」より)
※作中には、現代の価値観からみて差別的あるいは不適切と思われる表現が見られます。新版にあたっては、作品の書かれた時代背景および著者の意図を尊重し、原文のまま刊行いたします。(編集部)