苦悩こそ人間を高みへと引き上げる
「意味に満ちた苦悩は、いつでも苦悩そのものを超越した何かに向かっている」――人間精神の尊厳と自立性を訴えたフランクルが、その内奥に秘めた思想・信仰を明かした感動の書。
「超意味を信じるに至らないまま苦悩の意味を問う人は、苦悩そのものが問いであるということを無視しているのです。その人は、問われているのがやはり私たちであること、苦悩する人間、ホモ・パティエンスこそが問われている者であることを無視しているのです。人間は、問うのではなく、答えなければならない、問いに答えなければならないのです。」(本書より)
・本書は2004年に刊行した書籍の新装版です。