〈精神〉の優位性を論証する
人間は遺伝や環境の産物ではない。――あらゆる還元主義・虚無主義を批判し、人間精神の主体性・自立性の回復を訴える、フランクル哲学の本格的展開。
「「制約されざる人間」とは、どんな制約の下でも人間らしくある者のことである。たとえどんなに劣悪で非人間的な制約の下でも、なお人間らしくあり続ける者のことである。つまり、いかなる制約の下でも自らの人間性を否定せず、むしろ制約に対して「自ら態度を取る」人間のことなのである。〈...〉人間は、満ちあふれる制約の真っ只中に自分が置かれていることに気づいており、それらの制約に対して抵抗する。」(本書より)
※本書は2000年に刊行した書籍の新装版です。