現代日本で連続するミイラ化遺体
相次いで見つかる餓死した遺体。
浮かび上がった共通点は“引きこもり”。
浦和医大法医学教室の光崎教授が暴き出す、家族の闇とは?
死体には真実だけが残る――
法医学ミステリー第5弾
浦和医大法医学教室にミイラ化遺体が運び込まれた。約三か月で四体目。県警の古手川刑事の調べによれば、亡くなったのは両親と暮らしていた40歳の独身女性。大学受験に失敗して以来20年以上引きこもり、70代の両親が更生を試るも、果てに絶食、餓死に至ったのだという。だが法医学教室の光崎藤次郎教授は、空っぽのはずの胃から意外なものを見つけ出し……。