ヘーゲル哲学と性

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ヘーゲル哲学と性
  • 発売日:2026/03/27
  • 出版社:人文書院
  • ISBN:9784409031476

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ヘーゲル哲学と性

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通常価格 4,950 円(税込)
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  • 発売日:2026/03/27
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商品説明
ヘーゲルは性の問題について何を言ったのか

論理学、自然哲学、精神哲学、歴史哲学など広範な仕事をものしたヘーゲルは、その著作および講義のなかで、性差やセクシュアリティについての発言をいくつか残している。本書ではその発言を仔細に収集し、同時代の言論と比較するとともに、ヘーゲルの哲学体系といかなる関係を持つのか精密に検証する。ヘーゲル研究に新視角をもたらす気鋭の力作。

「本書は、G・W・F・ヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel, 1770-1831)の思想を「性Geschlecht」の観点から論じるものである。論理学、自然哲学、そして精神哲学から成るヘーゲルの哲学体系において性差やセクシュアリティがどのように論じられているかを批判的に検討すること、これが本書の取り組む課題である。本書はこの課題を、ヘーゲル自身の手によるテクストに加え、ヘーゲルの講義を聴講した者たちの手によるテクストを読解することで遂行する。前者としては著作刊行物、草稿、そして自筆メモを検討し、後者については批判的・歴史的な校訂を経て近年新たに公刊された校訂版『ヘーゲル全集』第二部「講義筆記録」を精査の対象とすることで、ヘーゲル哲学における「性」の内実を解明することを目指す。」(序章より)

◎目次
序章 なぜいま講義筆記録なのか
第一章 自然哲学における性差
第二章 性別二元論への挑戦
第三章 論理学における性差
第四章 逸脱する女性たちと女性の使命
第五章 精神哲学における性差
第六章 賤民の叛逆と妻の恭順
目次
序章 なぜいま講義筆記録なのか
本書の目的と方法
本書の構成 

第一章 自然哲学における性差
はじめに
第一節 「イェナ体系構想Ⅲ」(一八〇五/〇六年)における性差論
第二節 ベルリン期の自然哲学講義録における性差と「両性具有」
小括 

第二章 性別二元論への挑戦
はじめに
第一節 「自然の無力」とはなにか
第二節 「タイプ」とはなにか
第三節 「生物種に対する本質主義」への批判――定義と帰納の欠陥
小括

第三章 論理学における性差
 はじめに――なぜ論理学、それも判断論なのか
 第一節 伝統的論理学に対する批判的応答
 第二節 経験的な判断や区分――動物区分を構成するのは誰なのか
 第三節 類と種
 第四節 生命、あるいは動物の有機体
 小括 

第四章 逸脱する女性たちと女性の使命
 はじめに
 第一節 哲学史における女性の不在
 第二節 なぜ哲学は女性に向かないのか
 第三節 そもそも女性は哲学に向かないのか
 第四節 哲学に向かないのは女性だけなのか
 第五節 身分選択の自由
 小括

第五章 精神哲学における性差
 はじめに
 第一節 ラーエル・レヴィン・ファーンハーゲンのヘーゲル評価
 第二節 ヘーゲルの家族論の変遷
 第三節 「人間学」における婚姻と性差
 小括

第六章 賤民の叛逆と妻の恭順
 はじめに
 第一節 児童労働の悲劇
 第二節 工場における人間の摩滅
 第三節 賤民の憤怒
 第四節 妻の使命
 第五節 「内縁の妻」の怒り
 補節――ヘーゲルとともに、ヘーゲルに抗する 

あとがき 

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