ヴァンゼー会議
  • 発売日:2026/10/24
  • 出版社:人文書院
  • ISBN:9784409511299

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ヴァンゼー会議

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商品説明
出席者15名、会議時間90分。その後軽食付き――それは、1100万人の虐殺ジェノサイドを効率化するための「会議」だった。

美しい湖畔の邸宅で、官僚たちが淡々と議論した近代の狂気の全貌。ホロコーストの転換点となった『議事録』を徹底検証する決定版。

犠牲者たち――ヨーロッパのユダヤ人─は,ヴァンゼーでは主に制服を着た男たちの集団によって,もっぱら抽象的な数字やカテゴリーのなかで「処理」された。こうしたことがブルジョワ風邸宅の落ち着いた雰囲気のなかで,かつ高官たちの職務会議として行われたのである。〔……〕人間性を踏みにじるナチ・イデオロギーの名のもとに,敵対集団と見なされた人々や,「人種的に」あるいは優生学的に劣等とされた人々に対して,その運命が決定されていたのである。
(「序文」より)
目次
序文  ヴァンゼー会議と議事録(ハンス= クリスティアン・ヤッシュ)

Ⅰ 「ヴァンゼー会議」─―1942 年1 月20 日
 1  会議場となった邸宅  
 2  1941/42 年冬の状況  
 3  会議  
 4  参加者  
 5  議事録  
 6  1945 年以降のヴァンゼー会議に対する認識  

Ⅱ 史料
 ① 1939 年1 月24 日付,四ヵ年計画受託者ヘルマン・ゲーリング元帥から内務大臣ヴィルヘルム・フリック宛て書簡  
 ② 1939 年1 月30 日から1942 年11 月8 日までのアドルフ・ヒトラーの五つの演説からの抜粋  
 ③ 1941 年7 月31 日付,ゲーリングからハイドリヒ宛て書簡
 ④ 1941 年12 月1 日付,国家保安本部第IV 局B 4 課「ユダヤ人問題の最終解決」に関する覚書  
 ⑤ 1941 年11 月29 日付,ハイドリヒから外務省次官補ルター宛て招待状  
 ⑥ 1941 年11 月29 日付,ハイドリヒから人種・植民本部ホーフマン親衛隊中将宛て招待状  
 ⑦ 1941 年12 月4 日付,ホーフマンからハイドリヒ宛て返信草案
 ⑧ 1941 年12 月4 日付,内務省ユダヤ人担当官ベルンハルト・レーゼナー博士による,
   1941 年12 月9 日に予定されたヴァンゼーでの会議に向けた準備のための次官提出用文書 
 ⑨ 1941 年12 月8 日付,外務省内部文書「予定されたヨーロッパにおける
   ユダヤ人問題の全体的解決に関する外務省の要望と構想」  
 ⑩ 1941 年12 月16 日のクラクフにおける政府会議の議事録,総督フランクの発言からの抜粋  
 ⑪ 1942 年1 月8 日付,ハイドリヒからルター宛て招待状  
 ⑫ 1942 年1 月8 日付,ハイドリヒからホーフマン宛て招待状
 ⑬ 1942 年1 月16 日付,東部占領地域省の上級参事官ヴァルター・ラプスによる会談覚書  
 ⑭ 1942 年2 月26 日付,ハイドリヒから外務省ルター宛て書簡
 ⑮ 1942 年1 月20 日のヴァンゼー会議議事録
 ⑯ 1942 年3 月7 日付,外務省参事官フランツ・ラーデマッハーの覚書  
 ⑰ 1942 年6 月11 日付,外務省内部文書「第一級および第二級混血者に対する将来的措置」  
 ⑱ 1942 年8 月21 日付,ルターによる外務大臣ヨアヒム・フォン・リッベントロップのための覚書からの抜粋  

解説 ホロコーストとヴァンゼー会議(山根徹也)  
訳者あとがき(清水雅大)  
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