- 発売日:2025/10/10
- 出版社:誠信書房
- ISBN:9784414417197
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犯罪者が人生を物語ることの意味
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商品説明
犯罪者・非行少年が人生を物語る言葉、態度、プロセスなどすべてに意味がある。犯罪臨床の様々な場面において、犯罪者・非行少年に自分の過去を振り返らせ、語らせている。本書は、更生支援に携わる臨床家と研究者の双方の視点から、その目的や意義、効果などを整理し、アセスメントおよび立ち直り支援において、犯罪者・非行少年に人生を物語らせることの必要性について考察する。
犯罪臨床の中で見出された経験知と、心理学・犯罪学において長年蓄積された学術的知見の融合・発展を試みた本書には、エビデンスが重視される司法・犯罪領域の現場で生育歴を扱う意味や、より効果的な立ち直り支援方法について考えるためのヒントが散りばめられている。
犯罪臨床の中で見出された経験知と、心理学・犯罪学において長年蓄積された学術的知見の融合・発展を試みた本書には、エビデンスが重視される司法・犯罪領域の現場で生育歴を扱う意味や、より効果的な立ち直り支援方法について考えるためのヒントが散りばめられている。
目次
はじめに
第Ⅰ部 過去の振り返りと語りに関する研究
第1章 心理療法における過去の振り返りと語り
1 精神力動的精神療法
2 認知行動療法
3 スキーマ療法
4 回想法・ライフレビュー法
5 ナラティヴセラピー
6 トラウマの治療
7 おわりに
第2章 過去の振り返りと語りに関する心理学研究
1 はじめに
2 過去を振り返る際のアプローチや考え方に関する文献
3 過去を振り返ることを含む研究に関する文献
4 過去を語るという行動に関する文献
5 おわりに
第3章 記憶とトラウマ
1 はじめに
2 トラウマ体験とトラウマ反応
3 感情・身体感覚・行動におけるトラウマ反応が生じるメカニズム
4 自他に関連するトラウマ反応が生じるメカニズム
5 まとめ:トラウマを抱えた者が過去を振り返ること,語ること
第4章 記憶研究から見た非行少年・犯罪者の「自分語り」の意味
1 自己というシステム
2 自己概念と自伝的記憶の機能
3 自己概念と自伝的記憶が非行少年・犯罪者に与える影響
4 非行少年・犯罪者が「人生を物語る」意味とは
第5章 犯罪者の人生語りに関する理論「犯罪からの離脱」の学際的考察
1 はじめに
2 犯罪からの離脱と社会的要因による統制:縦断研究
3 犯罪からの離脱と個人の内面の変化:犯罪者の人生語りに関する研究
4 犯罪からの離脱につながる具体的プロセスの考察
5 おわりに
第Ⅱ部 臨床家から見た犯罪者の人生語り
第6章 私の「調査・鑑別」物語:処遇調査をいかに治療的なものにしうるか
1 塀の中の心理職の業務あれこれ
2 語るということ
3 誰に語るか
4 誰が聞くか
5 私は何を聞くか
6 私と彼らの物語
7 数少ない面接でできることとは
第7章 自分史と心の余白
1 時間と場所
2 意識の記憶から切り離された記憶にとらわれているという問題
3 意識の記憶から切り離された記憶へのとらわれ
4 「心の余白」を作る1mmの手当て
5 刑務所という場
6 今,ここの自分史から変化していく
7 刑務所でできた「心の余白」を社会に持っていく
8 おわりに
第8章 性犯罪者が「自分史」として自己を物語ることの意味:「自分でないもの」が,大切な私の一部になるまで
1 はじめに
2 性犯罪者の語りの特徴:その1
3 性犯罪者の語りの特徴:その2
4 自分史の内容:性犯罪者の不本意な人生と性犯罪の契機
5 自分史を書く
6 自分史発表とフィードバック
7 おわりに
第Ⅲ部 犯罪心理臨床の現場と心理学研究とのコラボレーション
第9章 臨床と研究によって見えてきた人生語りの意味
1 本書全体を眺めて本書のテーマに立ち戻る
2 各章のつながりから考察する「犯罪者が人生を物語ること」の意味
3 犯罪者の特性
4 犯罪者が人生を物語ることの臨床上の意味
5 おわりに
第10章 臨床と研究によって見えてきた立ち直りのヒント
1 犯罪者が人生を物語ることと立ち直り
2 犯罪者の立ち直りを促すためのヒント
3 第1段階:安心して話せる環境と関係を整える
4 第2段階:犯罪者の「現在」を整え,少しずつ過去に触れていく
5 第3段階:人生語りを通して,自分への気づきと自己概念の再編成を促す
6 おわりに
おわりに
【執筆者】
大江由香
越智啓太
家﨑 哲
平野貴子
糸井岳史
第Ⅰ部 過去の振り返りと語りに関する研究
第1章 心理療法における過去の振り返りと語り
1 精神力動的精神療法
2 認知行動療法
3 スキーマ療法
4 回想法・ライフレビュー法
5 ナラティヴセラピー
6 トラウマの治療
7 おわりに
第2章 過去の振り返りと語りに関する心理学研究
1 はじめに
2 過去を振り返る際のアプローチや考え方に関する文献
3 過去を振り返ることを含む研究に関する文献
4 過去を語るという行動に関する文献
5 おわりに
第3章 記憶とトラウマ
1 はじめに
2 トラウマ体験とトラウマ反応
3 感情・身体感覚・行動におけるトラウマ反応が生じるメカニズム
4 自他に関連するトラウマ反応が生じるメカニズム
5 まとめ:トラウマを抱えた者が過去を振り返ること,語ること
第4章 記憶研究から見た非行少年・犯罪者の「自分語り」の意味
1 自己というシステム
2 自己概念と自伝的記憶の機能
3 自己概念と自伝的記憶が非行少年・犯罪者に与える影響
4 非行少年・犯罪者が「人生を物語る」意味とは
第5章 犯罪者の人生語りに関する理論「犯罪からの離脱」の学際的考察
1 はじめに
2 犯罪からの離脱と社会的要因による統制:縦断研究
3 犯罪からの離脱と個人の内面の変化:犯罪者の人生語りに関する研究
4 犯罪からの離脱につながる具体的プロセスの考察
5 おわりに
第Ⅱ部 臨床家から見た犯罪者の人生語り
第6章 私の「調査・鑑別」物語:処遇調査をいかに治療的なものにしうるか
1 塀の中の心理職の業務あれこれ
2 語るということ
3 誰に語るか
4 誰が聞くか
5 私は何を聞くか
6 私と彼らの物語
7 数少ない面接でできることとは
第7章 自分史と心の余白
1 時間と場所
2 意識の記憶から切り離された記憶にとらわれているという問題
3 意識の記憶から切り離された記憶へのとらわれ
4 「心の余白」を作る1mmの手当て
5 刑務所という場
6 今,ここの自分史から変化していく
7 刑務所でできた「心の余白」を社会に持っていく
8 おわりに
第8章 性犯罪者が「自分史」として自己を物語ることの意味:「自分でないもの」が,大切な私の一部になるまで
1 はじめに
2 性犯罪者の語りの特徴:その1
3 性犯罪者の語りの特徴:その2
4 自分史の内容:性犯罪者の不本意な人生と性犯罪の契機
5 自分史を書く
6 自分史発表とフィードバック
7 おわりに
第Ⅲ部 犯罪心理臨床の現場と心理学研究とのコラボレーション
第9章 臨床と研究によって見えてきた人生語りの意味
1 本書全体を眺めて本書のテーマに立ち戻る
2 各章のつながりから考察する「犯罪者が人生を物語ること」の意味
3 犯罪者の特性
4 犯罪者が人生を物語ることの臨床上の意味
5 おわりに
第10章 臨床と研究によって見えてきた立ち直りのヒント
1 犯罪者が人生を物語ることと立ち直り
2 犯罪者の立ち直りを促すためのヒント
3 第1段階:安心して話せる環境と関係を整える
4 第2段階:犯罪者の「現在」を整え,少しずつ過去に触れていく
5 第3段階:人生語りを通して,自分への気づきと自己概念の再編成を促す
6 おわりに
おわりに
【執筆者】
大江由香
越智啓太
家﨑 哲
平野貴子
糸井岳史
犯罪者が人生を物語ることの意味
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