簿記試験では解けても、実務では迷う。
そんな消費税の税区分判定を、仕訳から学ぶ。
簿記の資格を取得していても実際に経理業務を始めると簿記の学習だけでは対応しきれない場面が数多くあります。
その代表例が、消費税の取扱いです。
「この取引は課税? 非課税?」「どの税区分を設定すればよいのか?」と判断に迷う場面が少なくありません。
正確な記帳を行うためには、簿記の知識だけでなく、消費税の取扱いに関する理解が欠かせません。
本書は、簿記で学ぶ仕訳と消費税の実務を結びつけて学ぶことができます。
商品売買や現金預金、固定資産、外貨建取引、各種経費など、簿記でおなじみの取引を題材に、消費税の区分や処理方法を具体的な仕訳例とともにわかりやすく解説しています。
課税・非課税・不課税・免税の考え方から、インボイス制度、軽減税率、仕入税額控除、簡易課税制度まで、経理実務で必要となる知識を体系的に身につけることができます。
簿記の知識を実務で活かしたい方、経理担当として税区分の判断力を身につけたい方、消費税を仕訳とあわせて理解したい方に最適です。
簿記と消費税をつなぐ実践的な学びで、経理実務への一歩を確かなものにしましょう。
<著者紹介>
川上 悠季
税理士。合同会社税とクリエイト代表社員。株式会社新未来アート企画代表取締役。
平成3年 愛知県生まれ 、平成26年 慶應義塾大学商学部卒業 、平成27年 税理士試験合格(簿記論、財務諸表 論、消費税法、法人税法、事業税)、平成29年 税理士登録。令和4年 第45回日税研究賞入選、令和6年 第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)受賞 。
税理士試験消費税法の受験勉強に専念していたときに自習用に作成した取引分 類の暗記カードから着想を得て、スマートホンアプリ「消費税法 無敵の一問一答」を開発。平成27年に、母子で同時に官報合格。平成31年には、アプリの収 録問題を書籍化した「消費税法 無敵の一問一答 課否判定一覧集」が、「ネクパブ PODアワード2019」においてその独自性や革新性の高さが評価され、審査員特 別賞を受賞。 令和4年には、研究論文「現物出資が行われた場合の消費税の課税標準に関する一考察」が第45回日税研究賞・税理士の部において史上最年少で入選を果たす。令和6年には、研究論文「価値消費と資本移転の二面性を有する資産の消費 税の非課税取引該当性―土地、貴金属及びNFTに係る現行規定の見直しに向けて―」が第13回新日本法規財団奨励賞(会計・税制分野 優秀)を受賞