サステナビリティ経営を実現するための
業績管理と人的資本活用の新しい枠組みを提案
人的資本の活用が求められる時代において、業績管理システムは共通の課題といえるのではないでしょうか。
本書では、サステナビリティ経営を財務業績、社会・環境への貢献の長期的成功を同時に目指す経営と位置づけ、
それらを成功させるための人的資本の最大活用および新しい業績管理システムの構築について解説していきます。
著者は、戦略管理会計という枠組みの中で、全体最適のためのマネジメントをどのように行うべきなのかを
長い間研究し、数多くの企業を見てきました。
多くの文献や企業事例から得た一つの結論は、トップ・マネジメントは中長期的な方向性をしっかり組織に示すとともに、
これをマネジメントするツールを構築すること。事業部等はその方向性を理解し、自部門の目標を自律的に決定し、
目標達成のための行動も自ら考えて決定すること。そして、本社は事業部が正しい行動を取れるようにあらゆる情報を提供し、
事業部が困難に陥った時には解決策を一緒になって考えること。
これこそ人的資本の最大活用に他ならず、こうした業績管理システムが構築されることで、
多くの企業の人的資本は最大限のリターンを生んでくれるはずです。
本書は、従来通りの管理システムに疑問を感じ、現状を打破したいと考えている経営者、マネージャーや、
企業内の人員を活躍させる活力のある組織にする挑戦をしようとする人にとって、多くのヒントが詰まっているものとなっています。