港には、豪華客船やコンテナを多く積み込んだコンテナ船、石油を運ぶタンカーなど、どれも大型の船がやってきます。客船の旅行者を降ろしたり、運んできた貨物や石油などの原料を陸揚げするためには、港の岸壁や桟橋に着けなければなりません。しかし、狭い港のなかでは、大きな船は自由に動くことができません。
そこでタグボートの登場です。タグボートは、見た目は小さな船ですが、強力なエンジンを積んでいて、すごく力のある船です。タグボートは、その特徴を活かして、港に出入りする大型の船を、直接押したり引いたりして、安全に港に着岸させたり、出港させたりする重要な役割を担っているのです。本書は、タグボートの「しごと」の概要と活躍の様子を迫力ある写真や乗組員の話など交えながら紹介します。