映像のなかの教育 映像としての教育

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1950年代の羽仁進による教室映画と1970年代の林竹二の授業映画を中核に「授業の映像化」とは何かを根底から問い直す。映像の論理と教育の論理が交差する場に着目し、撮影技法や制作過程の精緻な分析を通して、教育の本質を照射。教室や授業の一回性と映像表現の関係を解き明かし、教育映画の可能性と意義を新たに提示する。
目次
第一章 映像のなかの教育 映像としての教育:羽仁進『教室の子供たち』と林竹二『記録・授業 人間について』
  第一節 教育映画と文化映画
  第二節 羽仁進と『教室の子供たち』
  第三節 林竹二と『記録・授業 人間について』

第二章 「授業の映像化」の論理と構造の解析(2):羽仁進の教育映画・再考
  第一節 二つの眼差し(一):岩波映画と吉野馨治
  第二節 二つの眼差し(二):岩波写真文庫と名取洋之助
  第三節 映像の衝撃:『教室の子供たち』
  第四節 絵と音の拮抗— 『絵を描く子どもたち』

第三章 「授業の映像化」の論理と構造の解析(1):林竹二の授業の映画化をめぐって
  第一節 授業の写真と映像
  第二節 二人の人物(一):校長・安里盛市
  第三節 二人の人物(二):演出家・竹内敏晴
  第四節 撮影者の視点:グループ現代

終章 断層と地続き:映像の比較論考

補遺 図像ならざる図像 言葉ならざる言葉:図像表象と教育の原理
  はじめに 鳥は私たちを貫いて静かに飛翔し……
  第一節 『十牛図』における図像と言葉
  第二節 図像—言語—教育
  第三節 『世界図絵』における図像と言葉
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