〈殷周青銅器から茶の湯の源流をさぐる〉
〈謎多き「胡銅」の実態解明にせまる〉
中世後期の茶の湯形成に大きな役割を果たした「唐物」の源流を中国の殷周青銅器に求め、3000年以上にわたる東アジア文化史の視点から茶の湯のデザインを捉え直します。胡銅(古銅)と呼ばれる唐金製の花入に着目し、「名物」が誕生する過程を追いかけ、さらに絵画作品やその他の工芸品もあわせて紹介し、唐物が飾られていた空間や美意識の変化にもせまります。本書は、2026年11月3日から12月13日までの泉屋博古館東京を皮切りに、翌1月7日から茶道資料館、4月27日から芦屋釜の里が共通テーマで開催する展覧会図録を兼ねています。