〈開山・夢窓国師の世界観が息づく庭園や名茶室の数々、四季の風光――苔庭だけではない西芳寺の魅力〉
〈京都洛西の古刹・西芳寺の歴史と文化を多角的に紹介します。〉
京都市西京区にある西芳寺は、山内の庭園を覆う豊富なコケの美しさから「苔寺」の名で知られます。南北朝時代の禅僧・夢窓疎石(夢窓国師)を開山として、黄金池を中心に構成される下段庭園と上方にある枯山水庭園、庭園内に配される「湘南亭」(重文)をはじめとする茶室や各所の堂宇など貴重な文化財が多くあります。本書は苔庭のみならず、夢窓国師の世界観が息づく庭園美や文化財、四季の変化に富む山内の風光など西芳寺の歴史・文化とその魅力を多角的に解説、紹介する一冊です。