はじめに 「意味」のシステムを破壊せよ
第一部 イノベーションとは「革命」である
第1章 「あのイノベーション」が起きた理由
「問題解決」でイノベーションは起こらない/マクドナルドの怖いもの見たさ/「ワケわからないもの」だったiMac/ダサいをカッコいいにしたユニクロ/アイデアを「時代背景」と合致させる/重いものを軽くする/「敗者」を救出する/「なのによい」を「だからよい」へ など
第2章 イノベーションを人文学的で解体する
「革命」の理論はビジネスに転用できる/イノベーションは「無-意味」である/イノベーションは「象徴」になる/イノベーションは「本当の平等」をもたらす/イノベーションは「新しい自己表現」になる/黒人差別を支える「いかがわしい欲望」/創造性とは「よく見る」こと など
第3章 あたらしいイノベーションの起こし方
ステップ1 敗者を感じ取る
「文化の星座」の作り方/少し前の時代の星と対比させる/星の「まとまり」を表現する/「時代の変化」を特徴づける など
ステップ2 敗者を救済する
星座の中に「自分」を置く/「価値転換」を練習する/既存の意味のシステムと対比して敗者を特定する など
ステップ3 象徴を作る
「象徴」は同語反復でしか説明できない/「意味の切断」だけ表現する/「敗者」をポンと置く/説明してはいけない など
第二部 ビジネスに革命を起こす人文学
第4章 革命の理論
革命は自然発生しない レーニン/過去へタイガージャンプせよ ベンヤミン/無 意味の切断 ドゥルーズ/価値転換 ニーチェ など
第5章 美学の理論
美的判断 カント/意味の宙吊り ランシエール/平等とはワケわからないこと/理念の象徴 カント/中断による理念と来たるべき民衆の発明 ドゥルーズ など
第6章 欲望の理論
意味のシステムと排除 バトラー/排除された敗者の普遍性 ランシエール/敗者とは「自分の失敗」である 柄谷行人/欲望の綴じ目 ジジェク/まなざし ラカン/享楽の倫理 ジュパンチッチ/観客の熱狂 カント など
おわりに 岐路でどちらに向かうか?