第1章 理解しかねる隣人たち
不自然な人たち ああ、そうですか 大おお晦みそ日かの電車 炎の人 微妙な違和感 おかしいのは誰か 猫町の正体 猫おばさんと四匹目の猫
第2章 奇妙な発想 奇矯な振る舞い
幸運の法則 運勢曲線 不幸の先取りについて(1) 不幸の先取りについて(2) 事故への誘惑
「いけないこと」が手招きする 失われた指 見当外れの事情 被害者意識依存症 これさえなければ…… これさえあれば…… ものごとのはじまり
第3章 悲惨の悦楽 不幸の安らぎ
熊に喰われる 虎と熊 二十六時間の誘拐 二人の女 素朴な疑問 近似値としての言葉(1) 近似値としての言葉(2) 安寧としての現状維持 床下の女房、ミイラの父親 呆気なさについて(1)
呆気なさについて(2) 虎に喰われる 活性化される不幸 結実する不幸
第4章 グロテスクな人びと
変人たち 狂気予備軍 供養する男 人格という概念 人間図鑑 現今におけるパーソナリティー障害の分類 奇人・変人・狂人 犬と一緒に昇天する人 グロテスクな人びと 予想もつかない願望や欲望
第5章 四半世紀後から振り返る
二〇〇〇年の空気と精神医学 三面記事の角度から 精神疾患と時代の相関 自著に解題を加えてみる(1) 自著に解題を加えてみる(2) 自著に解題を加えてみる(3) ああすればよかったのに……
おわりに
文庫版あとがき
解説 カレー沢薫