壊れやすい人の心を、
形のままに取り出して見せた作品だ。
真実が胸を刺す。
――杉江松恋氏(書評家)
「殺人事件の加害者家族と被害者遺族――
一つ選べと言われたら、あなたはどちらになりたいですか?」
14年前に起きた産院放火殺人事件。
その被害者遺族3名を誘拐したのは、加害者家族一犯人の息子だった。
刑事らが辿り着いた慟哭の真相とは。
読みたい本ランキング第1位
(単行本・週間2026/6/26~7/2)
大藪春彦賞『トリカゴ』に続く辻堂ミステリの到達点
14年前に起きた産院放火殺人事件。その被害者遺族三名を誘拐したのは、加害者の息子・湊川潤だった。取り調べを担当する警視庁の羽山圭司と高尾署の森垣里穂子に対し、湊川は加害者家族として歩んだ過酷な日々を一方的に語ったうえで問う。
「殺人事件の加害者家族と被害者遺族──一つ選べと言われたら、あなたはどちらになりたいですか?」
二人が湊川の真意を掴めぬうち、管内で新たな凶悪事件が起きてしまい……。
『トリカゴ』の刑事たちが辿り着いた慟哭の真相とは。辻堂ミステリの新たなる到達点!