「そうですか。でしたら、やめておいた方がいいですね」
今日も相談員は、悩める犯罪者予備軍の
犯行計画の穴を次々と指摘していく……
議論で犯罪を未然に防ぐ!? 新しい形の倒叙ミステリ短編集!
この相談員、
可笑しくて、恐ろしい。
石持浅海は
悪意と殺意で、今日も読者を笑いのめす。
――阿津川辰海(作家)
殺したい、でも捕まりたくない!
そんなジレンマを殺る前に徹底検証!
こんな倒叙推理、読んだことがない!
――千街晶之(ミステリ評論家)
そのNPO法人には、罪を犯すか悩む人が相談にやってくる。相談員はそんな犯罪者予備軍たる人々から聞き出した犯行計画の穴を次々と指摘していく。相棒の剽窃に怒るミュージシャン、夫の罪が露見することを恐れる妻、想い人の死に復讐を決意した大学生……。不備を突かれた者たちの殺意は、果たして本懐を遂げるのか。犯罪発生を未然に防ぐ!? 新しい形の倒叙ミステリ短編集!
■収録作品
「五線紙上の殺意」
「夫の罪と妻の罪」
「ねじれの位置の殺人」
「かなり具体的な提案」
「完璧な計画」