授業・学級・職員室の「当たり前」を疑い、
目の前の子どもたちのために変わり続けることを決意したとき、
教育の本質、そして教師の本当の楽しさが見えてくる。
本書の概要
教師としての経験を重ね、授業も学級経営もひととおりできるようになった今、知らず知らずのうちに、自分の手のひらからはみ出そうとしない子どもたちを育てようとしてはいないでしょうか。激変する教育環境のなかで、従来のやり方や経験にすがりつき、自分を変えないことこそが最大のリスクかもしれません。
本書は、研究主任、指導主事、主幹教諭を歴任した著者が、「変わり続けること」をテーマに、自身の子ども観や指導観を大きく変えたターニングポイントや、失敗、試行錯誤をありのままに綴った1冊です。凝り固まった教育観を心地よく崩し、創り直すための思考法、そして変わり続ける教師の原動力を紹介します。
本書からわかること
■ 9つのエピソードが教えてくれる「変わり続ける教師の思考法と原動力」
著者自身の子ども観や指導観を大きく変えた厳選9エピソードを紹介しています。日々の実践における振り返りや、子ども・保護者・同僚などからの多様なフィードバックを、自身の教育観の更新へと昇華させる具体的なプロセスがわかります。
■ 子どもの主体性を引き出す授業づくりと自走を促す学級経営
単元内自由進度学習や子どもと共に創る立ち上げ型の授業づくり、園での経験を生かすスタートカリキュラムや、あえて先手を打たず、適切に価値づける学級経営などの具体的な実践を紹介しています。教師の計画に子どもを当てはめたり、指示を出しすぎたりするのではなく、子どもの思いを尊重し、対話を通して学びを創り上げることで「主体的な学び」と「自走する集団」を育てる指導の本質がわかります。
■ 職員室の環境を見直し、同僚と高め合う工夫
若手の学びの場の設定や、孤独な教員を生み出さないための職員室の座席配置の仕方について紹介しています。若手からベテランまでがそれぞれの立場から意欲をもち、自発的な学び合いや対話を生み出すための環境づくりのあり方、職員室全体がワンチームとなり、誰もが安心して成長していける組織運営の工夫がわかります。
こんな先生におすすめ
● 日々の指導において、「あのときこうしていれば」と後悔やモヤモヤを抱えている先生
● 自身の子ども観や指導観をアップデートし、自分を変えたいと思っている先生
●「すごい授業や学級をつくらなければならない」というプレッシャーやプライドに悩んでいるミドル・ベテランの先生
● 若手教員の育成や、職員室で孤独な教員を生まない環境づくりに携わる主任・リーダー・管理職の先生
刊行記念イベント【7/20開催】第6回 88セミナー ~ 教師として変わり続ける ~<松村英治 × 土居正博>