朝早く、あきこおばさんの作業場に、つぎつぎ新鮮な魚介類がとどきます。ささがれい、ふぐ、ぶり、たら、ししっぽ、えび、いか……。お手伝いのフーちゃんもやってきて、魚のうろこをとったり、切り身にしたり、ミンチにしたり、醤油漬けにしたり、お客さんが食べやすいように下ごしらえをしていきます。準備ができたら、軽トラックにのせて出発。おいしくて新鮮な魚をのせたあきこおばさんのトラックを、お客さんが待っています!
石川県能登半島では古くから、日本海でとれた新鮮な魚介類を移動販売する「ふりうり」が行われています。しかし、2024年1月1日に起きた能登半島地震で大きな被害を受け、人びとの日常や町の風景は変わってしまいました。その中でいちはやくふりうりを再開した人達がいます。この絵本は輪島市で行われるふりうりを通して、そこで生活する人々の姿を描きます。