心筋症は病態や原因が多岐にわたり、診断基準や鑑別も複雑なため、初学者には難しく感じられがちな領域です。本書では、心筋症診療の第一線で活躍する専門家が、病態生理や鑑別疾患の基礎から、「どう疑い、どう検査し、どう診断するか」という実践的な思考プロセス、さらに疾患ごとの治療戦略や管理までをコンパクトに解説しました。心臓MRIは実際の症例画像を豊富に掲載し、所見を診断・治療につなげるポイントをわかりやすく示します。研修医・若手循環器内科医が、明日からの診療で心筋症を疑い、的確な診断へ近づくための実践的な入門書です。