- 発売日:2026/08/03
- 出版社:南山堂
- ISBN:9784525322311
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小児肘関節周囲骨折
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商品説明
小児肘関節周囲骨折は,複雑な解剖と成長軟骨の存在により,診断・治療ともに高度な判断を要する外傷である.本書は初療を担う整形外科医が「迷わず対応できる」ことを目的に,画像診断,治療選択アルゴリズム,保存療法・手術療法の実際,合併症対策までを体系的に解説.年齢別単純X線像や豊富なシェーマ,ピンニングの刺入図を多数掲載し,臨床現場ですぐ役立つ実践書としてまとめた.経験値だけに頼れない小児肘外傷診療を支える一冊として最適.
目次
総論1章 小児の骨の構造と成長
A 成長している骨の構造とそれを示す用語
1.骨端
2.骨端核(二次骨化核)
3.成長軟骨板
4.骨幹端
5.骨幹
6.骨突起
7.骨端線
B 骨端と成長軟骨板の構造
1.成長軟骨板の層構造
2.成長軟骨板を強化する構造
3.成長における軟骨内骨化
C 肘関節部分の骨成長と骨軟骨構造の変遷
1.上腕骨遠位の骨端核
2.上腕骨遠位の成長軟骨板の位置変化
3.橈骨近位の骨端核
4.尺骨近位の成長軟骨板と骨端核
D 肘関節部の靱帯・筋の付着
1.内側上顆
2.外側上顆と小頭
3.尺骨と肘頭
E 骨端,成長軟骨板への血流
1.骨端と骨幹端の血流
2.上腕骨遠位骨端への血流
3.橈骨頭・肘頭の血流
総論2章 小児の骨折と成長軟骨板損傷
A 小児の骨損傷様式
1.成長軟骨板を含まない骨幹端側の骨折
2.成長軟骨板を含まない骨端側の骨折
3.成長軟骨板を含む骨折(成長軟骨板損傷)の損傷様式と分類
B 成長軟骨板損傷の修復過程
1.骨端離開の修復過程(成長軟骨板内で生じた離開の修復過程)
2.SH分類Ⅱ型の骨幹端骨折の修復過程
3.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)の修復過程
4.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)の修復過程
C 成長軟骨板損傷の治療方針と予後
1.SH分類Ⅰ, Ⅱ型(P分類Ⅲ, Ⅱ型)
2.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)
3.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)
4.SH分類Ⅴ型
5.Peterson分類Ⅰ型
6.Peterson分類Ⅵ型
総論3章 小児肘関節周囲骨折のための画像診断
A 年代別の単純X線像の特徴
1.0歳(骨端核がない)
2.1~8歳(上腕小頭核および橈骨近位の骨端核の出現)
3.5~12歳(内側上顆核と肘頭核の出現)
4.10~15歳(滑車核と外側上顆核の出現)
B 正確な正面・側面像の判定方法
1.正面像
2.側面像
C 単純X線像の読み方のコツ
1.単純X線像を正しく解釈するポイント
2.よく使われる指標
D 単純X線像における骨折型判別のコツ
1.正常
2.骨端離開
3.転位が小さい外側顆骨折
4.転位が大きい外側顆骨折
5.亜脱臼を伴う外側顆骨折
6.内側顆骨折
7.脱臼
E 単純X線像のみでは確定診断が難しい場合の追加画像検査
1.CT画像
2.関節造影,関節造影CT
3.MRI撮影
4.超音波診断
F どんなときに追加の画像診断を行うべきか
1.CT撮影が推奨される場合
2.関節造影またはMRI撮影が推奨される場合
各論1章 上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転と転位
2.骨折の分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.骨折転位(改変Gartland分類)による治療法選択
2.ギプス固定・副子固定
3.深屈曲整復・外固定
4.牽引療法
5.全身麻酔下徒手整復・経皮ピンニング固定法
6.観血的整復
7.転位の許容範囲
8.後療法
D 合併症
1.神経損傷
2.循環障害
3.内反肘
屈曲型骨折
各論2章 上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折
上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.予後
各論3章 上腕骨外側顆骨折
上腕骨外側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折の形態・分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.保存療法
2.手術療法
3.後療法
D 合併症
1.内反肘
2.外反肘
3.変形治癒
4.魚尾様変形(fishtail deformity)
5.遅発性尺骨神経麻痺
6.偽関節
各論4章 上腕骨内側上顆骨折
上腕骨内側上顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.スポーツ障害としての内側上顆骨折と成長軟骨閉鎖障害
3.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
3.転位の評価
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.最適手術時期を逃した場合の対応
5.後療法
D 合併症
1.血管・神経損傷
2.成長障害
3.変形治癒
4.偽関節
各論5章 上腕骨内側顆骨折
上腕骨内側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型による分類
B 診断
1.本骨折を疑う
2.低年齢児の画像診断
3.内側上顆骨折との鑑別
C 治療
1.保存療法
2.手術適応
3.手術手技
4.後療法
D 予後
各論6章 橈骨頚部・頭部骨折
橈骨頚部・頭部骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像所見
C 頚部骨折の治療(骨幹端骨折,P分類Ⅰ~Ⅲ型
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 骨頭骨折の治療(P分類Ⅳ・Ⅴ型)
E 予後
各論7章 尺骨近位部骨折と肘頭骨折
尺骨近位部骨折と肘頭骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 骨折の形態・分類
1.低年齢児の骨折(成長軟骨板と骨折の位置)
2.高年齢児の骨折
3.合併損傷
4.スポーツ障害としての肘頭成長軟骨板閉鎖不全
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療選択・手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 予後
各論8章 Monteggia脱臼骨折 169
Monteggia脱臼骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型の分類
1.Bado分類(成人の骨折を含む)
2.Lettsの小児Monteggia脱臼骨折の分類
3.Hume骨折
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療指針
2.手術適応
3.保存療法
4.手術療法
5.後療法
D 合併症
各論9章 上腕骨外側顆sleeve骨折
損傷の概要
A 診断
1.身体所見
2.画像診断
B 治療
1.手術適応
2.手術療法
3.後療法
C 予後
各論10章 肘関節脱臼
損傷の概要
A 橈骨頭単独脱臼
1.診断
2.治療
3.予後
B 一般的な肘関節脱臼(腕尺関節と腕橈関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
C 分散脱臼(腕尺関節・腕橈関節・近位橈尺関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
日本語索引
外国語索引
A 成長している骨の構造とそれを示す用語
1.骨端
2.骨端核(二次骨化核)
3.成長軟骨板
4.骨幹端
5.骨幹
6.骨突起
7.骨端線
B 骨端と成長軟骨板の構造
1.成長軟骨板の層構造
2.成長軟骨板を強化する構造
3.成長における軟骨内骨化
C 肘関節部分の骨成長と骨軟骨構造の変遷
1.上腕骨遠位の骨端核
2.上腕骨遠位の成長軟骨板の位置変化
3.橈骨近位の骨端核
4.尺骨近位の成長軟骨板と骨端核
D 肘関節部の靱帯・筋の付着
1.内側上顆
2.外側上顆と小頭
3.尺骨と肘頭
E 骨端,成長軟骨板への血流
1.骨端と骨幹端の血流
2.上腕骨遠位骨端への血流
3.橈骨頭・肘頭の血流
総論2章 小児の骨折と成長軟骨板損傷
A 小児の骨損傷様式
1.成長軟骨板を含まない骨幹端側の骨折
2.成長軟骨板を含まない骨端側の骨折
3.成長軟骨板を含む骨折(成長軟骨板損傷)の損傷様式と分類
B 成長軟骨板損傷の修復過程
1.骨端離開の修復過程(成長軟骨板内で生じた離開の修復過程)
2.SH分類Ⅱ型の骨幹端骨折の修復過程
3.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)の修復過程
4.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)の修復過程
C 成長軟骨板損傷の治療方針と予後
1.SH分類Ⅰ, Ⅱ型(P分類Ⅲ, Ⅱ型)
2.SH分類Ⅲ型(P分類Ⅳ型)
3.SH分類Ⅳ型(P分類Ⅴ型)
4.SH分類Ⅴ型
5.Peterson分類Ⅰ型
6.Peterson分類Ⅵ型
総論3章 小児肘関節周囲骨折のための画像診断
A 年代別の単純X線像の特徴
1.0歳(骨端核がない)
2.1~8歳(上腕小頭核および橈骨近位の骨端核の出現)
3.5~12歳(内側上顆核と肘頭核の出現)
4.10~15歳(滑車核と外側上顆核の出現)
B 正確な正面・側面像の判定方法
1.正面像
2.側面像
C 単純X線像の読み方のコツ
1.単純X線像を正しく解釈するポイント
2.よく使われる指標
D 単純X線像における骨折型判別のコツ
1.正常
2.骨端離開
3.転位が小さい外側顆骨折
4.転位が大きい外側顆骨折
5.亜脱臼を伴う外側顆骨折
6.内側顆骨折
7.脱臼
E 単純X線像のみでは確定診断が難しい場合の追加画像検査
1.CT画像
2.関節造影,関節造影CT
3.MRI撮影
4.超音波診断
F どんなときに追加の画像診断を行うべきか
1.CT撮影が推奨される場合
2.関節造影またはMRI撮影が推奨される場合
各論1章 上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転と転位
2.骨折の分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.骨折転位(改変Gartland分類)による治療法選択
2.ギプス固定・副子固定
3.深屈曲整復・外固定
4.牽引療法
5.全身麻酔下徒手整復・経皮ピンニング固定法
6.観血的整復
7.転位の許容範囲
8.後療法
D 合併症
1.神経損傷
2.循環障害
3.内反肘
屈曲型骨折
各論2章 上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折
上腕骨遠位骨端離開とtriplane骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.予後
各論3章 上腕骨外側顆骨折
上腕骨外側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折の形態・分類
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.保存療法
2.手術療法
3.後療法
D 合併症
1.内反肘
2.外反肘
3.変形治癒
4.魚尾様変形(fishtail deformity)
5.遅発性尺骨神経麻痺
6.偽関節
各論4章 上腕骨内側上顆骨折
上腕骨内側上顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.スポーツ障害としての内側上顆骨折と成長軟骨閉鎖障害
3.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
3.転位の評価
C 治療
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
4.最適手術時期を逃した場合の対応
5.後療法
D 合併症
1.血管・神経損傷
2.成長障害
3.変形治癒
4.偽関節
各論5章 上腕骨内側顆骨折
上腕骨内側顆骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型による分類
B 診断
1.本骨折を疑う
2.低年齢児の画像診断
3.内側上顆骨折との鑑別
C 治療
1.保存療法
2.手術適応
3.手術手技
4.後療法
D 予後
各論6章 橈骨頚部・頭部骨折
橈骨頚部・頭部骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型
1.受傷機転
2.骨折型
B 診断
1.身体所見
2.画像所見
C 頚部骨折の治療(骨幹端骨折,P分類Ⅰ~Ⅲ型
1.手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 骨頭骨折の治療(P分類Ⅳ・Ⅴ型)
E 予後
各論7章 尺骨近位部骨折と肘頭骨折
尺骨近位部骨折と肘頭骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 骨折の形態・分類
1.低年齢児の骨折(成長軟骨板と骨折の位置)
2.高年齢児の骨折
3.合併損傷
4.スポーツ障害としての肘頭成長軟骨板閉鎖不全
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療選択・手術適応
2.保存療法
3.手術療法
D 予後
各論8章 Monteggia脱臼骨折 169
Monteggia脱臼骨折の診断と治療(フローチャート)
損傷の概要
A 受傷機転と骨折型の分類
1.Bado分類(成人の骨折を含む)
2.Lettsの小児Monteggia脱臼骨折の分類
3.Hume骨折
B 診断
1.身体所見
2.画像診断
C 治療
1.治療指針
2.手術適応
3.保存療法
4.手術療法
5.後療法
D 合併症
各論9章 上腕骨外側顆sleeve骨折
損傷の概要
A 診断
1.身体所見
2.画像診断
B 治療
1.手術適応
2.手術療法
3.後療法
C 予後
各論10章 肘関節脱臼
損傷の概要
A 橈骨頭単独脱臼
1.診断
2.治療
3.予後
B 一般的な肘関節脱臼(腕尺関節と腕橈関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
C 分散脱臼(腕尺関節・腕橈関節・近位橈尺関節の脱臼)
1.診断
2.治療
3.予後
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