「機械のからくり(しくみ)」はどうなっているのか、そしてそれがどれだけ生活の中で利活用されているのかを、機構学の視点を絡めて紹介する。機械のからくりである機構(きこう)は、自動車や産業機械をはじめとして、日本の重要産業である機械産業の世界で、江戸時代の昔から続くしくみ。機械の機構には、運動機構、振動機構、ボールねじ機構、ラック&ピニオン機構、ベルト&プーリ機構、チェーン&プロケット機構、ロールフィード機構、ゼネバ機構、クラッチ機構、サーボ機構、リンク機構、カム機構など、多種多様のものがある。本書では、身近で生活に貢献している「機械のからくり(しくみ)」、さらに機械の機構そのものにも興味を持ってもらえるように、機構学という学問としてではなく、機構の基本や働き、その効果や要素技術などを中心に、やさしく丁寧に紹介する。