国際社会で政治的な逆風にさらされるICC。本書はその主要な判例の中の重要な部分を選定した、判例の引用和訳集。多様な法的バックグラウンドを持つ裁判官たちが、紛争下における複雑な事象とどのように向き合い、ローマ規程、一般国際法、刑事法、人権法などの諸規範を駆使し、どのような根拠からどういう筋道で判断を導いているのか。
「本書は、専門的で難解に見えるICCの世界への入り口として、そして国際社会の現実を法律という視点から考えるための手がかりとして、多くの人に薦めたい一冊である。」――尾崎久仁子/元ICC裁判官(本書推薦文より)